アクティブ・ラーニング、PBLなど
探求型の学びを全国150校に提供
クエストエデュケーション3つの特徴
次期学習指導要領改訂の目玉とされる「アクティブ・ラーニング」。学校現場でも様々な取り組みやトライアルがはじまっています。
2005年にスタートした「クエストエデュケーション」は、生徒が正解のない課題に探求的に取り組み、主体的、体験的に学ぶアクティブ・ラーニングの先駆けです。全国の中学・高校で導入され、総合学習、情報科、社会科、課題研究などの授業の中で、10年間にわたって活用されてきました。知識を教えるだけではなく、生徒の“学ぶ力”を引き出す授業手法は、多くの先生方から支持を得て、他の教科の授業スタイルにも影響を与えながら、活力ある学校文化の醸成に貢献しています。
ICTは学習活動において今や欠かすことのできないツールのひとつです。
クエストの学びをサポートするインターネット教材「エデュカネット」が、生徒たちの探求を教室の外にも広げます。インターン先の企業人が動画を通じて課題を出したり、掲示板で質問を受けてくれたり、様々な資料や教材のダウンロードをすることも可能です。生徒が自らの学びの足跡をアーカイブする機能もあり、先生はこれをポートフォリオ評価の対象として活用することもできます。他校の生徒とも緩やかにつながる「エデュカネット」は、ダイナミックな学び合いの場であると同時に、パブリックな場としてのネット空間での発言の仕方や振る舞い方について学ぶ機会を与えてくれます。
「正解のない学び」が今日求められているのは、世の中にひとつの正解と呼べるものが少なくなったからだと言えるでしょう。多くの企業やそこで働く大人たちは多様な価値観や考え方を持って、現実社会に存在しています。これからの時代を生きる中学生・高校生は、それらに触れながら、自らの可能性を探求していくことが求められています。「生きる力」は「生きた題材」を通じてこそ学ぶことが可能です。
「クエストエデュケーション」では、実在する人物、実在する企業が題材として提供されています。そして、この場に関わるすべての大人たちが“生徒の学びに真摯に向き合う”ための入念な準備をしています。そんな大人たちと交流することで生徒たちは様々な気づきを得て、自らの働き方や生き方について本気で考えるようになっていきます。
探求のための3つのコース
企業探究コース 「コーポレートアクセス」部門
実在の企業からの「ミッション」が教材です。企業でのインターンシップを教室で体験するコースです。調査や企画、プレゼンテーションなどの企業活動の実務に取り組みながら働くことの意義や経済活動について学びます。
コースの概要
活動の準備をする
コースの目的と内容について説明を受け、
希望の企業を選択しチームをつくります。
会社の仕事をする
アンケート調査や報告書の作成など、
チームで実際の企業活動に取り組みます。
ミッションに取り組む
企業から出されるリアルな課題
「ミッション」にチームで取り組みます。
プレゼンテーションをする
自分たちが考えたオリジナルの企画を
プレゼンテーションし、相互に審査します。
2017年度 インターンシップ受け入れ企業
社会課題探究コース 「ソーシャルチェンジ」部門
生徒が自ら身近な社会課題を見つけ、解決策をチームで考え、プレゼンテーションします。
プログラムの特徴
学校現場によって柔軟にカスタマイズできる構成
プログラムは、導入しやすい計12ステップ。さらに、最初の3ステップは「ソーシャルチェンジ ファースト!」として、無料で試験導入することが可能です。プログラムの教育効果は担保しつつ、学校現場に合わせて、ステップ数の調整をすることもできます。
進路探究コース 「人物ドキュメンタリー」・「自分史」部門
先人たちの「生きた軌跡」が教材です。日本経済新聞のコラム『私の履歴書』を題材に、自らの生き方、働き方を考えるコースです。ドキュメンタリー作品作り、 自分史の執筆を通して、進路探究の意思や視点を育みます。
コースの概要
「人物ドキュメンタリー作品」をつくる
「私の履歴書」の執筆者から1人を選択し、
チームでドキュメンタリー作品を制作します。
作品を発表する
制作したドキュメンタリー作品をチーム毎に発表し、
相互に評価します。
自分の履歴書を書く「過去編」
過去から今までの自分自身の人生を振り返り、
「私の履歴書・過去編」を執筆します。
自分の履歴書を書く「未来編」
未来についてのイメージをコラージュで表現し、
「私の履歴書・未来編」を執筆します。
「私の履歴書」 人物一覧
他
80種類の表紙
80人のクリエイターがアート作品を表紙として提供
最初の授業で配られるワークブックは
一人ひとりの個性的な学びを応援するため、
表紙はすべて異なっています。