ワークブック   表紙のクリエイター紹介

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  • Name
    俵 拓也
    Calling
    クリエイター
    Title
    { ことば }
  • Creator
プロフィール
家の近くに「ボタ山」という
木炭を掘ったあとの土山が僕らの通学路だった。
そこで魚介類や爬虫類の化石や黒曜石のかけらを
見つけるのが好きだった。
山の奥に行くと謎の文字が刻まれた大岩があった。
それは宇宙人が書いたものだと、みんな信じていた。
雨の次の日に初めてそこで大人の本を知った。
土建屋が放置した土管は
みんな当然、自分の秘密基地だと主張していた。

そんな少年時代を経て絵を描きに上京。
いつの日か故郷に錦を飾ることを目標に
ものづくりに取り組む日々。
作品についてひとこと
ことば


それが生まれた瞬間

飽和される空間

やがて静かに沈下して

重なり合うように眠る


日々の薄皮をめくって

彼らの寝床に

そっと手を入れてみる


沈殿物の中から現れてくる

豆粒のようにちいさな物語
作品を手にした
生徒さんへひとこと

みんなの好きなことばってありますか?よかったらこっそり教えてください。ちなみに僕は「いいこと考えた!」です。この言葉が出てくると楽しくって無敵モードになります。

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