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「クエストエデュケーション」は2005年にスタートしました。
近年、大学をはじめ様々な教育機関で導入され、
注目を集めているPBL(Project-Based Learning)=課題解決型授業ですが、
クエストは、10年も前から、全国の中学・高校の正規の授業の中で実践されてきました。
教え込みではなく、引き出す授業スタイルは、多くの先生の指導についての考え方にも影響を与え、
生徒たちは、自ら学ぶことの価値を体験的に学んできました。

クエストエデュケーションについてはコチラ

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そんな課題解決型の授業が現在、全国70校以上の学校で行なわれています。
中学・高校、男子校・女子校、公立・私立、校風も様々な学校が導入しており、
その目的も、キャリア教育、情報教育、実践的社会科の学習、プレゼンテーションスキルの向上など、様々です。
1年間の学びの最終発表の場であるクエストカップ全国大会には、1000を超える作品のエントリーが見込まれ、
厳正な審査を経て本大会に出場できるのは、80のチームと個人です。

導入校一覧はコチラ

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生徒たちは一年間を通じて、クエストに取り組みます。
基本設定は24コマ。中には授業時間の確保が難しく短縮型で行なっている学校もありますが、
70時間以上をクエストに当てている学校もあります。
生徒は、継続的にひとつの企業のインターンであることを意識することで、
日頃のニュースや株価、町中で見かけるインターン先企業の活動などにも意識が開いていきます。
単発のイベントや出会い頭ではない、深く熟成された学びを目指しています。

※クエストの授業の流れがよくわかる動画はコチラ

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クエストエデュケーションのワークブックの表紙は1コース40種類。
ふたつのコースをあわせると80種類の表紙を用意しています。
プログラムの趣旨に賛同するクリエイターがひとり1点の作品を提供。
総勢で80人のクリエイターにクエストの活動を応援してもらっています。
生徒たちは、クラスに一つ、自分だけの表紙で学ぶことで、
自分だけのオリジナルの答えを探求する姿勢と、多様性を容認する文化を育みます。

80種類の表紙はコチラ

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生徒は、インターネット教材「エデュカネット」にアクセスし、
様々な教材や資料をダウンロードしたり、企業からの指令を動画で受け取ります。
学校からだけではなく、自宅からでもアクセスが可能なので、繰り返し見て学びを深めることができます。
また、インターン先の企業人や、ワークブックの表紙クリエイターにも、掲示板を使って質問することができます。
他校の生徒同士が、毎回の授業の学びのリフレクション(振り返り)を共有する仕組みも設けられており、
教室の枠を超えた主体的な学習をサポートしています。

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クエストエデュケーションを展開する教育と探求社のスタッフや、
協賛企業のみなさんが学校を訪問し、生徒たちの学びをサポートしています。
もしかしたら一度限りしかないかもしれない生徒との出会いの機会を生かし、
どれほど彼らの成長につながる言葉をかけることが出来るのか、大人たちの姿勢も真剣そのものです。
年に4回協賛企業の担当者が集まって、クエストの運営方針について話し合っていますが、
今年、第1回目のミーティングで決めたスローガンは「企業も生徒もぶつかり合ってわくわく!超刺激的学びを巻き起こせ!」です。

CAミーティングの動画はコチラ

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クエストカップは、生徒が一年間の探求の先に目指すゴールです。
校内発表会、全国大会エントリー、ファーストステージ、セカンドステージと生徒たちは発表を重ねる度に、
どんどん作品を磨き上げていき、その成長ぶりは本当に目を見張るほどです。しかし、本当の学びが始まるのはその後です。
学ぶということの本質的な意味や目的をみつけ、自らの興味や適性を知り、
社会に対する関心を持ち始めた生徒たちは、自ら学び始めます。
生徒にとってクエストカップは、学びのゴールであり、スタートでもあるのです。

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