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審査委員メッセージ
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部門別 審査委員

コーポレートアクセス 審査委員

※セカンドステージのみ。ファーストステージは、参画企業社員が審査を行います。
審査委員長 米倉 誠一郎 一橋大学名誉教授 法政大学大学院教授 / ソーシャル・イノベーション・スクール学長

人と違うことを恐れるな!活字は読むが空気は読むな!優しくなければ生きる資格がない!

プロフィール
一橋大学イノベーション研究センターで25年間、法政大学院イノベーション・マネジメント研究科で7年間イノベーションを教育・研究してきましたが、最近「イノベーション」という言葉を封殺しました。イノベーションは手段でありその目的の方がもっと大事だと気づいたからです。
安斎 勇樹 株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEO / 東京大学大学院 情報学環 特任助教

敵を打ち負かすことがすべての「軍事的な世界観」から、仲間と新しい価値を見つける「冒険的な世界観」に、いま社会が切り替わりつつあります。みなさんのこだわりがつまった探究は、まさに冒険のストーリーであり、仲間を見つけるきっかけ。審査に勝つための発表ではなく、聞いている人の好奇心を刺激する発表を楽しみに期待しています!

プロフィール
1985年生まれ。私立武蔵高校出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について探究している。主な著書に『問いのデザイン』『問いかけの作法』『パラドックス思考』などがある。
岸 磨貴子 明治大学 国際日本学部 准教授

従来の教育では、価値や意味のパッケージを「受け取る」教育が実施されてきました。今、みなさんは、価値や意味を自分たちで「生み出す」教育実践に取り組んでいます。自分ならどう考えるか、どうしたいか、どう行動するか、どうありたいかについて、多様な他者との関わりや実践の中で問い続け、その問いを一つひとつ明らかにしながら、自分の、そして、社会の未来を創っています。私はみなさんが生み出す未来がとても楽しみです。

プロフィール
2002年からUNRWAやパレスチナ自治区教育省などと連携し、シリアやパレスチナなど中東地域を中心に教育開発プロジェクトを実施。国内では、異文化間教育・多文化共生教育を全校種で実施・推進。現在は主に認知だけでなく、情動的・身体的発達を支える教育実践研究のため、アートベース・リサーチに取り組んでいる。
合田 哲雄 文化庁次長 / 兵庫教育大学客員教授

イノベーションの土台は異なる分野同士のぶつかり合いから生じるひらめき。心理学の研究者は、「初めから偏見を持たない」「柔軟に考えを改めることができる」「自分の誤りを適切に見直せる」ことがひらめきやすい人の特徴だと指摘しています。大人社会はひらめきでワクワクすることをすっかり忘れています。皆さんが自分のなかにあるバイアスを乗り越え、我々を圧倒しワクワクさせるような提案を心から待ちいたしております!

プロフィール
1992年旧文部省入省。国立大学法人化、学習指導要領改訂(2008年・2017年)、NSF(全米科学財団)フェロー、教職員定数の改善、10兆円大学ファンドの創設などの担当を経て2022年9月から現職。兵庫教育大学客員教授、東北大学講師。著書に『学習指導要領の読み方・活かし方』(教育開発研究所)等。
児美川 孝一郎 法政大学キャリアデザイン学部教授 / 法政大学教職課程センター長

「じぶん」を問うていくと、突き抜けた先に見えてくるのは「他者」と「世界」。そしたら、そうやって出会えた「他者」と「世界」を取り込んで、「じぶん」を太らせていけばいい。クエストに取り組んできたみなさんのそんな学びと体験を応援しています。

プロフィール
東京大学大学院博士課程を経て、1996年より法政大学に勤務。専門は教育学。 日本教育学会理事。主著に『キャリア教育がわかる』誠信書房、『自分のミライの見つけ方』旬報社、『高校教育の新しいかたち』泉文堂、『まず教育論から変えよう』太郎次郎社エディタス、『キャリア教育のウソ』ちくまプリマー新書など。

スモールスタート 審査委員

岩崎 亘 ベジクル株式会社取締役

皆さんが出場する部門の「起業家」、それはまだ見ぬ理想の世の中を描き、周りを巻き込み、失敗を恐れずそれを実現しようとする人。出場する皆さんはまさに起業家の卵です。皆さんの強みは、僕たち大人が陥りがちな過去の経験や世の中の常識に囚われず、自由で独創的な発想ができることです。それをぜひ存分に発揮してください!楽しみにしてます!

プロフィール
1983年静岡県のみかん専業農家の長男に生まれる。早稲田大学商学部卒業後数社を経て、2015年「規格外農産物の価値化」「手軽で楽しい健康食の提供」をテーマに飲食・EC等を行う株式会社イージェイを設立し代表取締役に就任。2020年から飲食店向け農産物配送サービスを行うベジクル株式会社の取締役。

ブラックスワン賞 審査委員

ロールモデル 審査委員

マイストーリー/ザ・ビジョン コメンテーター

ソーシャルチェンジ/ソーシャルチェンジ・イングリッシュ
チェンジメーカー

合田 文 株式会社TIEWA代表取締役 / パレットーク編集長

私たちの前に課題として現れている事象をあらゆる方向からよく見つめてみると、実はその裏にはさまざまな要因が複雑に絡み合っていることがあります。政治、教育、社会の雰囲気、どうでもいいような大人の事情…ガチガチに固まって解きほぐせなくなっている課題にこそ切り込んで、本質的な解決に向かうフレッシュなアイディアに出会えることを楽しみにしています。みなさんのチームづくりにも注目したいと思います。

プロフィール
株式会社TIEWA設立者として、ジェンダー平等などの社会課題に根ざした事業を行う。クリエイティブの力で社会課題と企業課題の交差点となるコンサルティングを行い、性にまつわるモヤモヤについてのマンガメディア「パレットーク」編集長をつとめる。2021年Forbes 30 UNDER 30 ASIA 選出。
都築 則彦 NPO法人おりがみ 理事長 / 千葉大学大学院人文公共学府博士後期課程

僕は、小さな牛乳屋さんを営む家庭に生まれました。高校時代、退屈な決まりきった日常の外側に出ることをずっと夢見ていました。大学進学後、もっとドラマみたいな人生を求めて、オリンピック・パラリンピックの世界に飛び込みました。人生観を揺さぶる数々の出会い。その全ては、小さな勇気から始まりました。みなさんの想いの溢れた発表を楽しみにしています。そして、そこから始まる素敵な物語を、心から応援しています。

プロフィール
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた日本最大の学生団体「おりがみ」を設立。400名以上の仲間と共に、聖火リレー期間に炎を成層圏で点灯する「Earth Light Project」をはじめとした数々の企画をプロデュース。その後、日本のボランティア文化に問題意識を持ち、NPO法人を設立。
徳里 政亮 株式会社BowL 取締役 共同創業者 / 一般社団法人ポリネ 理事

社会課題のタネは、外の世界ではなく「自分の心の中」にあります。あなたが感じる不本意な現実は何でしょうか?「嫌だな、怖いな、不甲斐ないな、不安だな、辛いな・・・」こんなネガティブな感情の奥底に、あなたが本当に願っている大事にしたい世界観が隠れいています。そこに光をあててることがクエストカップで体験できる何よりの宝だと思います。クエストカップ当日、あなたの心の声を聞かせてください。

プロフィール
2013年、株式会社BowLを設立し沖縄では民間初となる「うつに特化した復職支援」の事業を立ち上げ、企業官公庁にてカウンセリング支援、メンタルヘルス啓発、組織コンサルティング業務に従事。2020年、一般社団法人ポリネを設立し「個が活きる組織」をテーマに持続可能な組織づくりの探求・実践に力を注ぐ。
藤井 大暉 認定NPO法人AfriMedico 理事

英語や数学など、みなさんが学校で学ぶもののほとんどは確固たる正解や理想的な解き方があり、絶対的な点数がつけられる世界のなかで日々歩んでこられているかと思います。クエストエデュケーションを通じて、みなさんはその誰もが通る道から一歩踏み出し、かけがえのない成長を遂げられたのだと思います。模範解答も公式もないこの大会で、みなさんの個性が輝くことを心より期待しております。

プロフィール
大学院在学中に実践での国際保健を求めAfriMedicoに参画、専攻していたヘルスプロモーションを生かすべく医療教育・研究に尽力。現在ではNPO理事・大学客員研究員・外資製薬企業社員と3つの顔を持ち、20代半ばという最年少の力で団体を動かす。
山崎 宏 NPO法人 ホールアース自然学校代表理事

仲間と共に、たくさんの時間を積み重ね、今、ここにいる。このこと自体に大きな価値が宿っていると、僕は思います。うまく進められたこと、中途半端に終わったこと、楽しい思い出、忘れてしまいたいこと…。それらが複雑に絡まったこれまでの経験、その全てが学びになっているはずです。そしてまた、今日という一日の中で、新たな気づきや学びに出会えることでしょう。この瞬間を、僕も一緒に楽しみたいと思います。

プロフィール
静岡県出身。幼い頃より伊豆や富士山の自然を遊び場にして過ごす。大学院修士課程修了後、環境NGOスタッフ、専門学校教員を経て2007年よりホールアース自然学校へ。人と自然、人と人をつなげることを大切に、環境教育・自然を活かした地域づくり・生物多様性保全などに関する体験プログラム、企業研修などを実践中。
李 炯植 認定NPO法人 Learning for All 代表理事

クエストカップに挑む皆さんは、ただの参加者ではありません。問題に立ち向かい、解決に向けて動く“社会の変革者”です。
自分たちの身近な課題への取り組みが社会全体にどのように影響を与えるのか、どんな人たちの笑顔を増やせるのか、そんな仲間たちとの熱い議論も大いに楽しんでください。皆さんの一歩一歩が、より良い未来への道を築いています。社会に新たな風を吹き込むアイデアを今年も楽しみにしています。

プロフィール
1990年、兵庫県生まれ。東京大学大学院教育学研究科修了。2014年に特定非営利活動法人Learning for All を設立、同法人代表理事に就任。これまでにのべ11,800人以上の困難を抱えた子どもへの無償の学習支援や居場所支援を行っている。全国子どもの貧困・教育支援団体協議会 副代表理事。

エンジン 審査委員

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