審査委員からのメッセージ

ここでは、当日審査をしていただく、審査委員の方々をご紹介。審査委員の方々からいただいたメッセージをお届けいたします!

企業探究部門
「コーポレートアクセス」


クエストカップ2021 審査委員長 企業探究部門 コーポレートアクセス グランプリ審査委員

米倉誠一郎
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科 教授
一橋大学イノベーション研究センター 名誉教授
Creative Response-Social Innovation School (CR-SIS)学長


諸君、楽観主義で行こう!
えー?確かに、周りを見回すと悲観的にならざるを得ないことばかり。かつて、ロンドンがナチスの空爆を受けている最中、英国首相チャーチルは『悲観主義者はあらゆるチャンスに困難を見出し、楽観主義者はあらゆる困難にチャンスを見出す』と言い放った。コロナ禍、地球温暖化、米中対立、格差拡大、世界は困難だらけだ。だからこそ諸君が楽観主義者にならなければならない。今こそ諸君の出番なんだ!

Profile
1953年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学歴史学博士号取得。イノベーションを核とした企業の経営戦略、史的研究が専門。『一橋ビジネスレビュー』編集委員長、Japan Action Tank-Social Innovation School (JAT-SIS)学長。著書に『松下幸之助:きみならできる、必ずできる』、『イノベーターたちの日本史:近代日本の創造的対応』、『2枚目の名刺 未来を変える働き方』、『創発的破壊 未来をつくるイノベーション』、『脱カリスマ時代のリーダー論』、『経営革命の構造』など多数

サイト
法政大学イノベーション・マジメント研究科GMBAプログラム
Creative Response-Social Innovation School (CR-SIS)
一橋ビジネスレビュー

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企業探究部門 コーポレートアクセス グランプリ審査委員

宮地 勘司

宮地 勘司
教育と探求社 代表取締役社長


これほどまでに不透明で困難の多いこの年に、歩みを止めず学び続けるみなさんを尊敬します。本質を見つめる真摯なまなざし、真実を語ることば、みなさんが描く理想のみらい そのどれもが私たちの感動を誘います。これまでの正解は確実に溶けはじめています。
新しく、歓びの中から、納得のいく、自分なりの正解をつくっていってください。
本当の心の深いところにあるものこそが大事なものです。恐れることなく、ひるむことなく。

Profile
1963年長崎県生まれ。1988年立教大学社会学部卒業。同年、日本経済新聞社入社。2002年、自らの起案により日本経済新聞社内に教育開発室(現:教育事業本部)を創設し、新聞資源を活用した教材開発に取り組む。2004年11月、教育と探求社を設立。代表取締役に就任。2012年より法政大学キャリアデザイン学部講師。

サイト
情熱社長 ”株式会社教育と探求社 代表取締役社長 宮地勘司”
教育と探求社
書籍
これからの「教育」の話をしよう

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児美川 孝一郎

児美川 孝一郎
法政大学キャリアデザイン学部 教授


誰もが予期しなかった新型コロナウィルス感染症の拡大。緊急事態宣言の発出や長期にわたる学校の臨時休業。
こうした未曾有の経験のなかで問われたのは,揺るぎない「自分」を持つこと,そして,学びを止めないことだったように思います。クエストに取り組んでいるみなさんは,きっとこうした「主体的な学び」の意義を実感していることでしょう。今年度は,さまざまな制約があるなかでの取り組みを強いられたかもしれません。
でも,だからこそ,最後はこれまでの努力の成果を遺憾なく発揮して,はち切れて下さい。期待しています。

Profile
1963年生まれ。東京大学教育学部、東京大学大学院教育学研究科博士課程を経て、1996年より法政大学に勤務。2007年より現職。 専門は、教育学(キャリア教育)。 日本教育学会理事。主著に、『高校教育の新しいかたち』(泉文堂),『まず教育論から変えよう』(太郎次郎社エデュタス)、『キャリア教育のウソ』(ちくまプリマー新書)、『若者はなぜ「就職」できなくなったのか』(日本図書センター)等。

サイト
夢あふれる社会に希望はない? 就活における夢の追い方 何が起こるかわからない人生への準備のために
書籍
高校教育の新しいかたち
まず教育論から変えよう: 5つの論争にみる、教育語りの落とし穴
キャリア教育のウソ

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株式会社フランチャイズアドバンテージ 代表取締役 田嶋雅美

田嶋雅美
株式会社フランチャイズアドバンテージ 代表取締役


わたくし事ではありますが、様々な年代のユニークなコミュニティもある中で、「高校時代」をともに過ごした友人は、人生において、「格別だな!」と思う今日この頃・・・。クエストカップに毎年、登場なさる皆様は、必ずや「一生の財産になる仲間達」と出会えていると思います。どうぞ、発表ギリギリまで力をあわせて、エキサイティングな時間を共に過ごして下さい!そんな皆様の発表を、心待ちにしております。

Profile
日本のサービスチェーン本部約400社、末端店舗数約3万店の指導実績。チェーンビジネスの各業界トップクラスのクライアントも多く、日本を代表するサービス事業の経営者との人脈ネットワークも広く築いている。経済産業省、内閣府、三重県、茨城県などの委員等歴任。日本経済新聞社、日経BP社他、講演・執筆・実績多数。

サイト
会社概要 | Franchise Advantage
サービス・エクセレンス産学共同講座(京都大学経営管理大学院)
記事
共育型インターンシップ 人が育ち企業が伸びる新たな「場」(経済産業省)
アカデミアとサービス企業の切磋琢磨 (jst.go.jp)
日本人のDNAにある”おもてなし”が収益を生む – 鍵は”仕組み化”!

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進路探究部門
「ロールモデル」


進路探究部門 ロールモデル グランプリ審査委員

さらだたまこ

さらだたまこ
放送作家
日本放送作家協会理事長
日本ペンクラブ会員


私たちは、明日が見えない時代を生きています。そして、今は、予想がつかず、計画が立てられず、希望が持てないというネガティブな色で、目の前を見ている人がたくさんいます。
しかし、どんな状況にあっても希望を持つことが、明日を創ることに繋がります。それには、想像力と探究心が必要です。探求は冒険で、チャレンジです。
それは日常の景色を変えるきっかけになります。その先に、世界や時代が新しく輝く扉があります。
クエストカップを体験することは、未来社会への扉を描き、自ら開けて進んで行くことなのです。今年もますます素晴らしい探求と発見に期待します。

Profile
慶應義塾大学経済学部卒。大学在学中にNHK第一放送『午後のロータリー』でパーソナリティとして、ニッポン放送『夜のドラマハウス』で脚本家としてデビュー。ジャンルにこだわらないマルチ主義。主な作品は『料理バンザイ!』(テレビ朝日)、『大希林』(NHK)、『赤ひげのいるまち』(BS-TBS)、『パラサイトシングル』(WAVE出版)など多数。またラジオパーソナリティ-として『カフェ・ラ・テ』(ラジオ日本)、『東京作家大学ラジオシアター』(ラジオ日本)のMCを担当。

サイト
さらだたまこ HP
さらだたまこ著書一覧(Amazon著者セントラル)
書籍
車いす生活に夢を与える仕事人
パラサイト・シングル
幸せを呼ぶキッチンの片づけ術

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太田尚樹

太田尚樹
『やる気あり美』 編集長 、脚本家


だれかの人生に強く思いを馳せた時、そこにはその人の家族や仕事、影響を受けた出来事など、たくさんの背景が見えてくると思います。それはひとつの「社会」を知るということ。このコースのみなさんが一人一人、どんな社会を見つけ、何を感じたのか。お話を聞けることに今からとてもワクワクしています。当日は、うまく話そうとするよりも、ご自身が感動したことを、思いっきり話してくれたら嬉しいです。楽しみにしています。

Profile
神戸大学卒業後、リクルートに入社。2年で退社しLGBTクリエイティブチーム「やる気あり美」を発足。同名メディア編集長に就任。文芸誌での連載や脚本制作など、幅広い執筆活動に従事するかたわら、企業や自治体にてLGBT研修も行う。雑誌ソトコトにて「ゲイの僕にも、星はキレイで、肉はウマイ。」を連載中。

サイト
やる気あり美作品①
やる気あり美作品②

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宮地 勘司

宮地 勘司
教育と探求社 代表取締役社長


夢を追いかけた先人たちの人生に触れてみて、みなさんはどんなことを感じたでしょうか?時代も、置かれた環境も、性格も異なる他者の人生を通して何かみつけられたことはあるでしょうか?だれかの人生に深く入っていくことは、自分との対話でもあります。自分という柔らかなフィルターを通してみつけた何かを自由に紡ぎ、存分に表現してみてください。そこに正解はありません。みなさんならではの発表を心から楽しみにしています。

Profile
1963年長崎県生まれ。1988年立教大学社会学部卒業。同年、日本経済新聞社入社。2002年、自らの起案により日本経済新聞社内に教育開発室(現:教育事業本部)を創設し、新聞資源を活用した教材開発に取り組む。2004年11月、教育と探求社を設立。代表取締役に就任。2012年より法政大学キャリアデザイン学部講師。

サイト
情熱社長 ”株式会社教育と探求社 代表取締役社長 宮地勘司”
教育と探求社
書籍
これからの「教育」の話をしよう

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進路探究部門
「マイストーリー」「ザ・ビジョン」


進路探究部門 マイストーリー・ザビジョン コメンテーター

木村泰子

木村泰子
「みんなの学校」 初代校長


あなたはコロナ禍で何を考えましたか?ピンチと捉えましたか?それともチャンスと捉え ましたか?
世界中の誰もが最も大切なのは「命」であることを再認識しました。「大変」 って大きく変わると書くでしょう。大変な今は大きく変わるチャンスです。
あなたにしか 書けないマイストーリー・ビジョンです。限界をつくらないで、どこまでも思考を豊かに !「自分から 自分らしく 自分の言葉で語る」あなたに出会えることを楽しみにしてい ます。

Profile
大阪府生まれ 2006年に開校した大阪市立大空小学校の初代校長を9年間務める。 大空小学校では「すべての子どもの学習権を保障する」という理念のもと、 教職員や地域の人たちとともに障害の有無にかかわらず、すべての子どもが いつもいっしょに学び合っている。2015年には大空小学校の1年間を追ったドキュメンタリー映画「みんなの学校」が公開され、大きな反響を呼んだ。この映画は文科省の特別選定作品にも選ばれ、現在も全国各地の教育現場などで自主上映されている。2015年春に、45年間の教員生活を終え、現在は講演活動やセミナーで全国各地を飛び回っている。

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起業家部門
「スモールスタート」


起業家部門 スモールスタート グランプリ審査委員

石川明

石川明
株式会社インキュベータ 代表取締役


「事業」と言うと何か難しく縁遠いものと考えてしまうかもしれませんが、それは自分の身近にある「不」を解消し、喜んでもらうことで、対価を頂くというシンプルなものです。ぜひ自分の身の回りにある様々な「不」を探すことから始めてみてください。
つまり何が「不」なのか、なぜ「不」が生じているのか、どうすれば解消し喜んでもらえるのか、学校で学んできた探求力がきっと武器になるはずです。
がんばってください!

Profile
7年間、リクルート社の社内起業提案制度「New-RING」の事務局長を務めた後、「All About」社を創業し、事業責任者を務める。2010年に独立起業し株式会社インキュベータを起業。社員のボトムアップによる新規事業開発に特化した専門サービスを提供し、大手企業を中心に100社2,000件、4,000人以上の新規事業に伴走。ビジネススクールをはじめ、大学・高校・中学でも「新規事業」についての講義を行っている。

サイト
株式会社インキュベータ 会社ホームページ
書籍
「はじめての社内起業」
「新規事業ワークブック」

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桝本 博之

桝本 博之
CEO & President B-Bridge International, Inc.
CEO & President Silicon Valley Japan College


コロナ禍で様々な動きが止まってしまいましたね。一方で、止まってしまったからこそ、不便になったからこそ考えられる、そして現状を打破できるアイデアがたくさん生まれていると思います。新しい時代に向けて、皆さんのとてもユニークで非常識な妄想を是非聞かせてください。そしてそれを具現化できるお手伝いをシリコンバレーからも応援します。

Profile
1985年、同志社大学商学部卒業、東洋紡に入社。1996年、シリコンバレーの研究用試薬メーカーに参画する為、渡米。2000年に独立し、B-Bridge International, Inc.をシリコンバレーに設立。2006年よりグローバル人材育成支援の一環として、グローバル教育サービスを展開。2014年には教育、研究開発のさらなるアクセラレーションをテーマにしたSilicon Valley Japan College(連邦政府承認NPO法人)を立ち上げ、米国での4年制大学創設に向けて活動中。日本の技術を世界に迅速に紹介するべく、「がんばれ日本」をモットーに活動している。

サイト
【レポート】日本の常識は、シリコンバレーの非常識?
「日本はシリコンバレーからお金を得ていない」 現状を打破するために必要なチャレンジとは

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河野 有

河野 有
株式会社ノットワールド取締役


コロナは世の中を変えました。
いわば革命です。
それって、困ることですか?
もちろん、人命にかかわる部分は、最優先されるべきです。
ただ、それ以外において、コロナで起こった革命は、皆さんにとってチャンスでしかないと思う。 世界のみんなが、新しい時代を生きるアイデアを求めているのです。
考えついたら、どんどんやろう。
積極的にアイデアを出し合って、いろんな人の話を聞きながら日々改善し、自分たちの社会がよりよくなるアイデアを形にしていこう。
自分たちの未来を作るのは自分たち!
お会いできるのを楽しみにしております。

Profile
兵庫県川西市生まれ、神奈川県横浜市育ち。駒場東邦中・高等学校、東京大学経済学部卒業。大学時代は運動会ボクシング部で主将を務める。卒業後、株式会社電通にて約7年半在職。退職後、1年間の世界一周を経て、訪日外国人向けの旅行会社を起業、現職。2020年2月には、ガイドコミュニティJapanWonderGuideを立ち上げ。

サイト
https://japanwondertravel.com/
https://japanwonderguide.com/

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岩崎 亘

岩崎 亘
ベジクル株式会社取締役
株式会社イージェイ代表取締役
株式会社奥駿河家守舎代表取締役


商品作りのポイントは、どんな欲求や困り事に応えたら使う人がすごく喜んでくれるのか?を、実際にいる身近な人を具体的にイメージし、その人の気持ちになりきることです。それをどんな商品・サービスで実現するのか?その人が使いたくなる強い理由(魅力)は何か?そのあたりをとことん考えてください。
皆さんの強みは、僕たち大人が陥りがちな過去の経験や世の中の常識に囚われず、自由で独創的な発想ができることです。皆さんのユニークなアイデアをとっても楽しみにしています!

Profile
1983年静岡県みかん専業農家の長男に生まれる。早稲田大学卒業後、3社を経て、2015年に農産物×健康食事業等を行う株式会社イージェイを設立し代表取締役に就任。紆余曲折を経て2018年アグリホールディングス株式会社取締役に就任。2020年4月よりベジクル株式会社取締役。地元でゲストハウス運営等も行う。内閣府認定地域活性化伝道師

サイト
ベジクル株式会社webサイト

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奥田浩美

奥田浩美
株式会社ウィズグループ 代表取締役
一般社団法人ヘルス・アンド・ウェルビーイング・アライアンス 代表理事


「Be the change that you wish to see in the world: あなたが見たいと思う世界の”変化”にあなた自身がなりなさい」
これはガンジーの名言として知られていますが、私が卒業した大学の行動指針でした。私がビジネスを生み出す時はいつもこれが根底にあります。 「世の中にこんな変化が起きたらいいな!=こういうのがあったらいいな!」
自分もそれが欲しくて、周囲も欲しがって、社会も欲しているものはなにか?
そういう小さな変化を見つけて、あなたが最初の変化を創り出してください。
そうしたら必ずそれがビジネスに繋がります。

Profile
インド・ムンバイ大学 大学院社会福祉課程修了。1991年にIT特化のカンファレンス事業を起業。2001年に株式会社ウィズグループを設立。2013年には過疎地に株式会社たからのやまを創業し、地域の社会課題に対しITで何が出来るかを検証する事業を開始。委員:情報処理推進機構(IPA)「IT人材白書」検討委員、厚生労働省「医療系ベンチャー振興推進会議」委員等

サイト
https://www.okudahiromi.com/
書籍
わくわくすることだけやればいい!
会社を辞めないという選択
人生は見切り発車でうまくいく

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小幡和輝

小幡和輝
株式会社ゲムトレ 代表


初めまして!小幡です。僕のビジネスの原体験は中学2年生のとき。遊戯王カードの転売からスタートしました。
会社を起業したのは高校3年生。社長になってから今年で8年目です。
大金持ちではないけど、自分の好きなことをやりながらお金を稼ぎ、とても楽しく生きてます。
みなさんの熱いプレゼンを楽しみにしています。プレゼンだけで終わらず、実際にビジネスとして始まるプランを評価したいと思ってます。

Profile
1994年生まれ。10年間の不登校を経験。 1日のほとんどをゲームに費やし、プレイ時間は30000時間を超える。その後、高校3年で起業。SNS企画やイベント事業などを行う。 2019年より、ゲームのオンライン家庭教師『ゲムトレ』を立ち上げ。ダボス会議を運営する世界経済フォーラムより『GlobalShapers』に選出。

書籍
学校は行かなくてもいい 親子で読みたい「正しい不登校のやり方」
ゲームは人生の役に立つ 生かすも殺すもあなた次第
学校では教えてくれない“稼ぐ力”の身につけ方

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起業家部門 スモールスタート 「ブラックスワン賞」 審査委員

<ブラックスワン賞とは>

ビジネスの始まりをテーマにした「スモールスタート」部門では、 グランプリとは別にブラックスワン賞を選出しています。「この作品も面白い!」「可能性にあふれている!」といった作品を、団体独自の目線で選出し表彰いたします。

今年度のブラックスワン賞は、デジタルハリウッド大学武蔵野大学桃山学院大学により選出していただきます!

2020年度 ブラックスワン賞 協賛企業

編集者/デジタルハリウッド大学教授/一般財団法人LINEみらい財団福岡 俊弘(ふくおか としひろ)

福岡 俊弘
編集者/デジタルハリウッド大学教授/一般財団法人LINEみらい財団


ビジュアルプログラミング言語「Scratch」を考案したMITメディアラボの教授、ミッチェル・レズニック氏は、人類のもっとも偉大な発明は「幼稚園だ」であると語っています。この話は、創造性の原点が何であるか、どこにあるかを教えてくれます。「幼稚」なひらめきの中にこそ、真にクリエイティブな未来が含まれている、そんなプレゼンテーションを見たいと思います。

Profile
パソコン雑誌『EYE・COM』『週刊アスキー』の編集長を歴任。2013年に初音ミクのコンサート『夏祭初音鑑』をプロデュース。2020年は世界遺産、富岡製糸場において、文楽と初音ミクの世界を融合した舞台『BUNRAKU -beyond 恋娘紬迷宮』を企画演出を行なった。現在、デジタルハリウッド大学教授/一般財団法人LINEみらい財団所属/Editors’ Lounge主宰

株式会社HASUNA代表取締役CEO白木夏子

白木 夏子
株式会社HASUNA代表取締役CEO
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教員就任予定


そのビジネスが大きくなればなるほど、継続すればするほど幸せな人が増える、という姿が理想と考えています。
これからの地球に貢献をしてゆく若い世代の方々のアイディアを伺えるのを、とても楽しみにしています!

Profile
英ロンドン大学卒業後、国際機関、投資ファンドを経て2009年に株式会社HASUNAを設立。 ジュエリーブランドHASUNAでは、ペルー、パキスタン、ルワンダほか世界約10カ国の宝石鉱山労働者や職人とともにジュエリーを制作し、 エシカル(=道徳的、倫理的)なものづくりを実践。“未来へと受け継がれるジュエリーブランド“として、日本におけるエシカル消費文化の普及につとめる。2014年にForbes誌「未来を創る日本の女性10人」に、2017年にはCNNが選んだ日本人女性「リーディング・ウーマン・ジャパン」に選ばれるなど、世界的にも注目を集める起業家である。

サイト
HASUNA
白木夏子オフィシャルページ
instagram @natsukoshiraki
書籍「自分のために生きる勇気」

桃山学院大学 学長牧野丹奈子

牧野 丹奈子
桃山学院大学 学長


新型コロナウィルス感染症は新しい生活様式や働き方を私たちに求めてきました。AIなどの技術革新はますます進みます。これからの社会は先が読めません。過去の成功体験も役に立ちません。こんなとき、大切なのは「どうなるか?」ではありません。「こうしたい!」なのです。皆さんの「こうしたい!」気持ちこそが明日をつくっていくのです。前へ前へ、恐れずに進みましょう!!応援しています!!!

Profile
1984年大阪大学工学部環境工学科卒業。1986年同大学大学院工学研究科博士前期課程修了後、IT関連企業に入社。1990年桃山学院大学経営学部助手、2003年同大学経営学部教授。経営学部長を経て、2016年より現職。博士(経営学)。 
ソーシャルネットワーク等を活用し、社会と企業との従来の関係を大きく変える新しいビジネスがあらわれています。これらの新しいビジネスは、社会性と事業性を同時に実現することを狙いとしています。事例をもとに、このような新しいビジネスモデルについて研究を行っています。 

サイト
https://www.andrew.ac.jp/businessdesign/concept/#message

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社会課題探究部門
「ソーシャルチェンジ」
「ソーシャルチェンジ・イングリッシュ」


スペシャルスピーカー

吉岡秀人	特定非営利活動法人ジャパンハート ファウンダー・最高顧問・小児外科

吉岡 秀人
特定非営利活動法人ジャパンハート最高顧問
ファウンダー/小児外科医


「私があの頃に、私のその後と今の人生を知っていたら、もっと興奮と自信と栄光に満ちた時代を若い頃から過ごせていたことだろう。しかし、若い頃の私には自分の未来はもっと輝く栄光あるものだと信じる勇気がなかった。私は自分自身を十分に信頼することをしなかったのだ。そう信じて行動していれば私の人生は今よりもさらにもっと素晴らしいものだったろう。自分の人生を信用した者のみに人生は応える。あなた達はちょうどあの頃の私と同じ歳頃になる。」

Profile
1995年ミャンマーで海外医療活動を始め、2004年ジャパンハートを設立。カンボジア、ラオスへも活動の幅を広げ、年間約35,000件の手術・診療を無償で実施。2016年カンボジアで自前の病院を設立。2018年には小児医療センターを拡張、小児がんの治療を開始した他、ミャンマーでも日本の大学病院と協力し小児生体肝移植を行うなど、高度医療の提供も行う。
現在日本国内の新型コロナウイルス感染拡大支援活動として、国内の医療機関へマスク等を提供する物的支援をはじめ、クラスターが起こった医療機関へ医療者を派遣するなどの人的支援を継続している。

サイト
認定NPO法人ジャパンハート
Japan Heart 1.0-3.0

チェンジメーカー

李 炯植

李 炯植
特定非営利活動法人 Learning for All 代表理事


2020年、新型コロナウイルスによって昨年とは大きく変わった今の私たちを取り巻く環境に、戸惑っている人も皆さんの中には多くいると思います。 大きな危機に面している今だからこそ、そこで新たに見えた課題を解決する糸口を、次の世代を担う皆さんにも仲間たちと一緒に見つけて欲しいです。 違和感を違和感のままで終わらせない、そんな皆さんの希望にあふれた発表を楽しみにしています!

Profile
特定非営利活動法人Learning for All 代表理事。1990年、兵庫県生まれ。東京大学教育学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。2014年に特定非営利活動法人Learning for All を設立、同法人代表理事に就任。これまでにのべ8,000人以上の困難を抱えた子どもへの無償の学習支援や居場所支援を行っている。全国子どもの貧困・教育支援団体協議会理事。2018年「Forbes JAPAN 30 under 30」に選出。

サイト
「NPO法人 Learning for All 」団体公式ホームページ

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甲田恵子	株式会社AsMama代表取締役社長

甲田 恵子
株式会社AsMama代表取締役社長


これからの未来を自由に想像できる可能性あふれる学生の皆さん 日本はこの100年ものすごいスピードで変化しています。皆さんのおじいちゃんやおばあちゃんどころか、お父さんやお母さんが子どもだったころとも全く違うし、今皆さんが生きている世界はきっと、20年後想像もできないぐらい違うはずです。だからこそ自由に、今の皆さんが感じるこの世界を、どうしたらもっと面白くできるか、どうしたらもっと楽しくできるか、私たち大人には想像もつかないような気付きや視点を聞けることを、とても楽しみにしています!

Profile
米国留学を経て関西外大卒。環境事業団での役員秘書兼国際協力企画、ニフティ(株)での海外渉外及び上場兼IR主担当、投資会社ngi group(株)での広報・IR室長を経て、2009年(株)AsMamaを創業し代表取締役社長に就任(現任)。(社)シェアリングエコノミー協会理事(現任)。総務省地域情報化アドバイザー(現任)メディア掲載・受賞歴多数。

サイト
AsMama HP


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本木恵介 	"認定NPO法人 かものはしプロジェクト 理事長"

本木 恵介
認定NPO法人 かものはしプロジェクト 理事長


私は中学2年のときに新しい国を創りたいなとおもって、高校2年のときはビルゲイツと同じぐらい金持ちになろうと思った中2病的な青春時代を過ごしました。その後、起業しようと思いましたが、(お金は好きだけど)お金を稼ぐために苦労するのはできないなあと思っていたときに、世界には売春宿に売られる子どもがたくさんいることを知って、活動を始めました。子どもが売られることがない世界ができたらすごいし、それに貢献出来たらめっちゃ面白いなと思ったからです。ソーシャルチェンジは、そんなわくわく感がとても大切だなあと思っています。

Profile
認定NPO法人かものはしプロジェクト共同創業者・理事長。大学2年生の時に共同創業者の村田と出会い、2002年にかものはしプロジェクト設立。2006年からカンボジアにて、貧困層の女性を雇用するための工房(コミュニティファクトリー)事業、警察支援事業の戦略立案、企画、立ち上げを行う。2010年からはインド事業の戦略立案・企画・実施を通じ、世界の「子どもが売られる問題」をなくすために日々活動を行っている。最近の関心は、異なる価値観・文化を持ち、時に異なる組織やセクターにいる人たちの対話をファシリテーション/コーチングをし、豊かな協働を生み出し、活私豊公(私を活かして公を豊かにする)を促すこと。システムコーチ。2児の父。

サイト
認定NPO法人 かものはしプロジェクト
【かものはしプロジェクト・本木恵介1】社会には問題を解決する力がある。僕はそれを信じている

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松元由紀乃	CEO & Project Director at Simply Native

松元 由紀乃
CEO & Project Director at Simply Native


社会課題の解決には、世の中に新たなインパクトを与える大胆さと複雑に絡み合う要因を紐解く繊細さが必要です。 救いたい「誰か(何か)」を具体的に想像すること、怖がらずに発信すること、ネガティブなフィードバックにヘコまずにアイディアをぶつけ続けること、クエストカップで経験できる全てが次の「ソーシャルチェンジ」に繋がります。 世の中のダイナミックに変化した一年を経験した今、皆さんがどのような問題意識を持ち、課題解決に向けてアプローチするのか。プレゼンテーションを楽しみにしています。

Profile
1990年奄美大島にて大島紬職人の家に生まれる。国際基督教大学(ICU)卒業後、独立行政法人にて地場産業の海外販路開拓事業を多数経験。国内地場産業を取り巻く状況に危機意識を持ち、市場性の高いオーストラリアで「日本の職人技や作り手の細やかな心遣いを使い手に届ける」Simply Native Japanを起業。職人技の光る建築資材や商品を多数紹介している。シドニーに日本式のサステナブルなライフスタイルを提案するコンセプトストアを設立予定。

サイト
Simply Native

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佐々木喬志	株式会社FoundingBase 代表取締役社長 CEO

佐々木 喬志
株式会社FoundingBase 代表取締役社長 CEO


中高生の皆さん、はじめまして! 社会に対して提言をする、何かのテーマに対してプレゼンテーションをするという行為は、 中学生も高校生も大人も同じ土俵で話ができるとても良い機会です。 生徒だとか、大人だとか、そういう枠組みを越境して 同じ目線から対話できること、皆さんの創造と熱狂が込められた発表を 拝聴するのが心の底から楽しみです。 同志として共に社会をつくっていきましょうね! それでは、当日お会いしましょう。

Profile
学生時代にインターンシップのフリーペーパーを創刊。リクルートHRMを経て、26歳の時に外国人留学生の就職支援を行う企業の創業を経験。在籍中に、2012年から意思ある地域と意思ある若者をマッチングし、町長付としてまちづくりに取り組む「FoundingBaseプログラム」の前身となるプロジェクトをスタート。2014年に法人化し、現在は25名の社員、25名のメンバーと50名体制で、7つの自治体と協働しながら魅力ある人づくりと地域づくりに取り組む。官民協働によるグランピング事業のプロデュース・運営/大手企業・ベンチャー企業とのコラボ事業開発/高校の魅力化などのコト創りと経営全般に取り組んでいる。

サイト
株式会社FoundingBase

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徳里 政亮
一般社団法人ポリネ 理事 株式会社BowL 共同創業者


学生時代から私は自分に自信を持てないネガティブな性格です。自分は社会にとって価値がない人間だと勝手に決めつけ、周りの目線を気にし、何事にも失敗しないよう無難な選択を取ってきました。しかし、ひょんなことからBowLという会社の立ち上げに関わり、メンタルヘルスという社会課題に向き合う事業を通して、自分自身と向き合い続けることとなりました。少しずつですが「ありのままの自分であっていい」と自分の価値を受容できるようになり、今は自分が持っている力を自覚できるようになりました。誰にでも力はあります。あなたらしさは何ですか?今、あなたの内側に眠る力に気づくときです。楽しみましょう!

Profile
1986年、沖縄県出身。琉球大学工学卒業後、JALグループへ入社し、客室乗務員のフライトスケジュール管理や、整備部門の財務を経験。社会人3年目に仕事への理想と現実のギャップに悩み、メンタルヘルスを崩しかけた経験をきっかけに「自分らしさを大事にしながら働きたい」との想いが募り、2013年、共同創業者の荷川取と共に株式会社BowLを設立。沖縄では民間初となる「うつに特化した復職支援(リワーク)」の事業を立ち上げた。現在は県内企業や官公庁向にて、カウンセリング支援、メンタルヘルス啓発研修、経営管理者向けコンサルティングに特化して活動。2020年、一般社団法人ポリネを設立し「個が活きる組織とは」をテーマに、変化の激しい時代でも持続可能な組織づくりの探求として、セルフリーダーシップによる自主経営を目指す「ホラクラシーを活用した自己組織化組織」の実践・開発に力を注ぐ。本当の自分を知りたいと願う人に、自己探求の第一歩をナビゲートするのが最近の喜び。

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福島 創太
教育社会学者
一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ
ラーニングデザインチーム


自分たちの力で社会の問題を見つけ、その原因を探究し、そして自分たちの力で解決策を創り、豊かな未来を描いてきた、そんなみなさんを心から尊敬します。皆さん一人ひとりはもうすでにチェンジメーカーです。あとはその想いを本番で、世界に向かって届けるだけ。いつの時代も、誰かの本気が未来を切り開いてきました。そんな未来がはじまる瞬間を共に過ごせることに今からワクワクしています。みなさんの本気に出会えること、楽しみにしています。

Profile
1988年生まれ。教育社会学者。早稲田大学法学部卒業後、株式会社リクルートを経て東京大学大学院教育学研究科に入学し、若者のキャリア形成ついて研究、修了。現在は株式会社教育と探求社にて、中高生向けの探究型教育プログラムを開発するとともに、一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブにて学校教員の支援、研修に従事しつつ、同大学院博士課程に在学し、教育方略や教育政策について研究中。

書籍
ゆとり世代はなぜ転職をくり返すのか?: キャリア思考と自己責任の罠 (ちくま新書)
福島 創太(ふくしま そうた):東洋経済オンライン

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